IT環境の面から日本企業の未来を支える KSGのエースたち
開き直って正直にお願いしたら、道が開けた。
業界を絞らずに、営業職志望で就職活動をしていたという入社4年目の渡邊。
経済学部出身の彼は、将来は経営に携わりたいと考え、その為には先ずは営業職と考えていた。
創業30年以上の安定した経営ながら、会社の近代化に向け改革中であったKSGに、ベンチャー企業の雰囲気を感じて入社を決めたという。
「最初の新入社員研修では、IT知識の習得は想像していたより難しかったです」と笑顔で話す渡邊。
実際には、研修期間中よりも配属後のOJTで苦労したという。
「お客様に一人で訪問するようになって、いざお客様先に行くと、話す内容が頭に浮かんでこなくて、訪問する事に躊躇するようになってしまったんです。それが、自分でもプレッシャーになって辛かったですね」とOJT期間の苦しい胸の内を打ち明けてくれた。
どのように、乗り越えたかを聞くと、「新人なので、先輩社員のようには話せなくて当然。開き直りましたね」と答えてくれた。
「1年目なので、色々と教えてください」と正直に話すと、お客様が「こうしたほうが良いよ」と教えてくれた。年が明けてからは、会話も慣れてきて、少しずつ話せるようになったという。
「又、ベテランの先輩社員との同行がとても参考になりましたね」と、数歳年上の先輩社員とは違った色々な経験をしてきた先輩社員の話を、営業の行き返りに聞くことで得るものが大きかったという。
「今は先輩社員から引き継いだお客様を中心に担当していますが、今後は渡邊さんから買いたいというお客様を作りたい。その為には、お客様との信頼関係を作る努力をしていきます」と主任として多くの実績を上げている自信が彼から感じ取る事が出来た。
お客様との会話で自分に自信が持てた。
元々、営業職に興味はあったが、絶対に営業職をやりたいという考えではなかった入社4年目の福田。
大企業よりも色々な経験が多く出来るのではないかとKSGに入社したが、最初の新人研修でいきなり壁に直面したという。
「同期入社のみんなの学歴や保持している資格に圧倒され、先輩社員との会話でも敬語がうまく使えているのを見て、能力差を痛感しましたね」
しかしながら頑張って最後まで研修について行き、営業部に配属後、OJTで現場に出てから徐々に考え方が変わってきたという。
「OJTの中では、お客様と接する機会が多くあり、その中で日々学べる事が多く、他人と自分自身を比較する事に意味が無いと気が付きました」と悩みが吹っ切れたという。
そして、お客様が自分の話を聞いてくれた時や自分宛てに問合せをしてくれた時などは、「自分でもできるんだ!」と徐々に自信が持てるようになったという。
「あと、凄くよかったのは、周囲の先輩社員のサポートですね。会社の集合研修も十分実施してくれましたが、OJTになってからは研修で習っていない事に多く直面し、その対応方法を気軽に先輩社員に聞ける環境が助かりました。又、先輩社員も嫌な顔一つせずに、やさしく対応してくれた事で、課題を一つひとつ乗り越えられました」と周囲の協力に感謝を忘れない。
今後の抱負を聞くと、「今は指示を受けた事を一生懸命にやっているだけなので、自分で考えて、その考えをお客様に提案する営業スタイルを身に着けたいですね」と今後の更なる飛躍を誓ってくれた。